NetBSDでのHDD追加方法
1.0 NetBSDにHDD追加
ファイルサーバ構築の為に起動ディスクとは別に大容量HDDを取り付けたい場合、NetBSDで使用できるようにそのHDDをフォーマットする必要がある。
NetBSD上で簡単にパーティション作成・フォーマットしてくれるソフトが見当たらなかったので、手動で設定しフォーマットする手段を選ぶ事にした。
以下の文章はその手順である。
1.1 追加したHDDを調べる
付けたHDDの種類によってIDが変わってきます。
SCSIの場合
sd0 sd1 sd2 ・・・・
ATAの場合
wd0 wd1 wd2 ・・・・
/dev/の中をみて確認する。lsコマンドを使う。
1.2 パーティション作成を行う
disklabelコマンドを叩く。
例:wd0cの場合
disklabel -e /dev/wd0c
そうするとviエディタが出てくる。(例)
一番最後の行に追加する以下を追加する。
例: a:パーティションに全ての容量をあてる。
a: 241254720 0 4.2BSD 1024 8192 148
意味:
a:
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241254720
|
0
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4.2BSD
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1024
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8192
|
148
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パーティション名
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割り当てる容量
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開始地点
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パーティションの種類
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変わらず
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変わらず
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変わらず
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viコマンドの:wqで書き込み、終了させる。
1.4 HDDをフォーマットする
newfsコマンドで先ほど作成したフォーマットする
newfs /dev/[デバイス名]
例:newfs /dev/wd0a
1.3 fstabにHDDの情報を追加する
fstabを編集する
#vi /etc/fstab
例:/data01/ディレクトリに/dev/wd0aパーティションを追加する。
/dec/wd0a /data01/ ffs rw 1 1
意味:
/dev/wd0a
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/data01/
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ffs
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rw |
1
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1
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追加したいHDDとパーティション
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どこのディレクトリに割り当てるか
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変わらず
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変わらず
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変わらず
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変わらず
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この情報の最後に設定する。
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